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雑記

25/05/30 18:05

雑記

金曜日の夜。
ふと、映画でも観たくなるのは、きっと少し現実から離れたい気分になるからだと思います。
一週間を終えて、ほんの少し自分のための時間を取り戻す。そのお供にぴったりなのが、やっぱり物語の世界。

映画やドキュメンタリーが好きです。
日常から少し離れて、物語の中に沈み込む時間が好き。
最近はその事が前よりも認知されつつあって、仲良しさんから「最近なにかおもしろいのあった〜?」なんて聞かれることも。

色々観ているうちに、ちょっとした日記が書けるくらいの量になったため、ジャンルも温度差もバラバラですが、ひとまず雑感まとめました。



🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿



【トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦】

▶この邦題がダサい!2025!でも、そのダサさも“味”になってくる、そんな香港ピカレスクロマン。HIGH&LOWみたいな導入で始まるな、と思って観ていましたが観賞後にインタビューを読んでみたら本当にHIGH&LOWにインスピレーションを受けたらしい。



【ウィキッド ふたりの魔女】

▶これについては日記を書いたので後日上げます。
劇中で王子がケシの花の魔法で眠らないのは、普段からアヘンでキマっていて耐性がついているからなんだろう、と思いながら観てたけど、どうもそういうことじゃないらしい。自分の浅はかさを恥じました。



【アノーラ】

▶アメリカ国籍のストリップダンサーがロシアの御曹司と結婚して玉の輿!かと思いきや御曹司パンイチで逃亡!
「深く考えさせられる作品」なんて言われてますが私が感じたこの映画のおもしろさはそこじゃない。若さ故の勢いと、アノーラのパワフルさと、それに振り回される御曹司のボディガードの掛け合いを楽しむ映画。
作中で何回f**kとかa** holeって言ったんだろう。



【教皇選挙】

▶みんなの憧れローマ教皇!ローマ教会の最高権威!その座が空位になって新たな教皇を決めることに!――そんなの、揉めない訳がない!
何年か前の映画「スターリン協奏曲」を連想しましたが、実際観てみると登場人物みんなが信仰に対する“ひたむきさ”を持っていて、その真剣さに気圧されます。
アノーラが世俗の中に純なものを見出す物語なら、こちらは聖なる場に邪が渦巻く物語。



【ファーストキス 1st kiss】

▶松たか子ーーー!!俺だー!!結婚してくれーーー!!
松たか子がとにかくチャーミング。大豆田とわ子といい、スイッチといい、坂元裕二脚本の松たか子って、なんでこんなに生き生きしていて魅力的なんだろう。
私もああいう歳の重ね方がしたいと思いながら劇場を後にしつつ、役者本人が梨園の娘という圧倒的背景を思い出して、現実に戻った帰り道。



【名探偵コナン 隻眼の残像】

▶友達と観に行きました。去年の五稜星も、一昨年の魚影も、同じ友達と観に行っています。たぶん来年もその友達と観に行く。今年はシリーズ歴代最高の初動記録なんだとか。
途中までシリアスな雰囲気で進行するけれど、最後はド派手に暴れます。やっぱり映画版コナンはこうでなくっちゃ!
観賞後しばらく友達と高明の話しかしてなかった。優秀すぎるが故に不遇な目に遭うポジション。



【リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界】

▶「戦争は女の顔をしていない」のように、二次大戦をフェミニズムの観点から、そして報道の観点からもフォーカスを当てた作品…と思っていましたが、実際観てみると彼女の伝記としての側面が強い。
VOGUEの表紙を飾るような煌びやかな生活を送っていた元モデルが、どのような決意で戦場の様子を写真に収めることにしたのか…予告を見たときからずっと気になっていた一本。静かで力強い映画でした。



【ノー・アザー・ランド 故郷は他にない】

▶こちらも予告を見たときからずっと気になっていました。
予告はパレスチナとイスラエル、人種の垣根を越えて手を取り合う友情物語、といった印象を与える作りでしたが、実際にはもっと淡々としたドキュメンタリーでした。静かに、淡々と、人々の生活が壊されていく様子を映し出す。その静けさの中に、どこか張りつめたような痛みがずっと漂っている。そんな作品。



【サブスタンス】


▶ルッキズムやエイジズムが如何に人の心を蝕むかに切り込んだフェミニズム映画、
欲に溺れた女性が自分を見失う過程を描いた寓話的SF、
ハイブランドのプロモーションビデオのようなビビッドで煌びやかなビジュアルアート、
わざとらしいくらいチープなスプラッタ――
その全ての要素を持ち合わせた目まぐるしくて凄まじい作品。
ずっと効果音が「ぐちょぐちょ」いってる。



【かくかくしかじか】

▶「水曜どうでしょう」ではありません。漫画家・東村アキコのエッセイが原作です。
進路に迷った高校生のときに夢中で読んだ作品。東村アキコ好きなんです。生命力に満ち溢れていて。
肝心の映画について。永野芽郁主演ですが、実は大泉洋が隠れヒロイン。観た人誰もが大泉洋のひたむきさに胸打たれるはず。私はダーダー泣きました。



【金子差入店】

▶刑務所や拘置所に収容された人への差入れを代行する「差入屋」を営む男性。彼は、無差別殺人事件の犯人の母親から、差入れの代行と手紙の代読を依頼される。だがその犯人は、息子の幼なじみを殺害した人物だった――(あらすじ引用)
とっても重い。最初ポスターを見たとき丸山隆平だと気付きませんでした。こんな表情もできるんだ。
こんなおもしろそうなテーマなのに、あんまり話題になっていないのはどうしてなんだろう。



🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿🍿



映画は、時に現実よりもリアルで、時に現実から優しく距離をとらせてくれる存在。
どんなにジャンルが違っても、観終わったあとに自分の中に残る「何か」を確かめるのが好きです。

感想も取り留めなく、熱量にもばらつきがあるけれど、どれもそのときの自分を少し映しているような気がします。
また何本か観たら、気が向いたときに続きもまとめてみようかな。