由我/ゆいが・元有名NS店看板の写メ日記：プラチナムレジェンド（日本橋・千日前デリヘル）

おつかれさまです。

きのう難波のとあるホテルに派遣されてまして。

私が入室したお部屋、少し不思議なことに気がついたんです。

あきらかに鏡を設置できる広い壁が正面向きにあるというのに、その部分をまるまるむき出しの壁紙で潰して、わざわざ斜め向きの細いスペースにあたかも無理やりつけましたと言わんばかりに窮屈そうに鏡がついていたんですよね。

お客様といっしょに、いろんな可能性を考えました。

本来の間取りでは設置する予定がなかったんだけれど、法律や条例で鏡や洗面所を置かないといけないとあとからわかって無理やりスペースを確保せざるを得なくなったのかも、とか。(そもそもそんな決まりはなかったし、設計を済ませる段階まできてそんな基礎的な法令を見落としてることに気が付かないのアホすぎる。ボツ)

その向きに鏡をつけていると収れん火災なんかが起きるリスクがあって、位置をずらした、とか。(ホテルの照明ごときで火災までいくわけがないだろ。ボツ)

この結末にたどり着きたくないからいろいろ考えを巡らせているのに、

考えれば考えるほど、

いろんな可能性が消えていくほど、

「なにかがうつってしまうから」

の一択になっていってしまって……

いよいよ本気で逃げ出したくなってきてしまった私の思考を「かわいい」のキスで遮られ、ようやく我に返ることができました。

こういうことが起こるから、夏の夜は嫌いです。

どうかあと残り数日、この夏を駆け抜けるまで。

わたしを独りにしないでください。