SOPHIA(ソフィア)
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📚おすすめ本その②

26/10/03 12:04

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📚おすすめ本その②

 

おすすめ本企画第二弾📚

 

今回は遠藤周作『協奏曲』

 

遠藤周作といえば、『沈黙』ではキリスト教を捉え直したり、『海と毒薬』では命の重さに触れ、『白い人、黄色い人』では人種差別の問題と対峙するなど、人間に対する独自の視点を持った作家として有名ですよね!

 

そんな彼のまた違った筆致の一冊が『協奏曲』になります。

 

中年作家である主人公が、初恋の相手に会うためフランスパリへと旅に出ます。

過去の恋と向き合うために。

そんな彼を追いかけるのが若き女性アナウンサー。

そんな三者三様の恋模様が、まるで協奏曲のように一つの方向に向かって紡がれていきます。

 

遠藤作品のなかでユーモラスで軽快さのある作品なのですが、私が気になったのは「戦中派、戦後派」の大きな価値観の隔たり。

 

戦中派である主人公は、まっすぐ愛を伝える戦後を生きたアナウンサーに、新しい世代との違いを強く感じるシーンがあります。

 

当時の人々にとって、それだけ戦争という存在の重みを感じさせる場面でした。

新しい時代を生きるということが、どれだけ戦中派である主人公の心を動揺させたのか、考えさせられるものがありました。

 

多分絶版にはなっているのですが、Amazonなどで手軽に手に入ります!

ぜひこの機会に読んでみてください〜😉

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