~ひとみ~※新人(Naughty Cat)

Naughty Cat ~TAKAMATSU~
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18:00~01:00
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エロミン劇場 遭難 〜夜明けの共犯関係〜

26/06/03 12:01

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エロミン劇場 遭難 〜夜明けの共犯関係〜
​狂い吠えていた風が止んだ。
岩陰に黄金色の朝日が差し込む。
生き延びたのだ。


​「……生きて帰ったら、本当に辞めるのか」
「はい」


彼女は迷いなく頷いた。
​その瞬間、死の恐怖からの解放と、
日常へ戻る絶望感が理性を焼き切った。

どちらからともなく手を伸ばし、
分厚い登山ウェア越しに抱きつく。
ナイロン生地が滑る不格好さが、
たまらなくもどかしい。
​彼は震える手で、
彼女のウェアのジッパーを
一番下まで乱暴に引き下ろした。


「あっ……」


剥き出しになった首筋に冷気が刺さるが、
それ以上に、
入り込んできた彼の手のひらが
火傷しそうなほど熱かった。
彼女も手袋を投げ捨て、
かじかんだ指を彼のシャツの奥へと這わせる。
凍りついた指先が素肌に触れるたび、
互いの体がビクッと跳ねた。


​「部長……っ、」
「声を、出すな……」


​重なった唇はひび割れて、鉄の味がした。
貪るように何度も角度を変え、
息継ぎの隙間もないほど深く口付けを交わす。

ウェアを完全に脱ぐ余裕などない。
ずり上げられたインナーの隙間から、
彼のごつごつとした指が
彼女の素肌を強くまさぐり、
凍えるような寒さの中で、
触れ合った部分だけが異常な熱を帯びていく。

​狭い岩陰で姿勢を変えることもままならず、
硬い岩肌が背中に食い込む。
それでも彼女は、彼にしがみつくように
自身の熱を押し付けた。
半分着膨れした不格好な姿のまま、
荒い息を吐き、
互いの最も熱い場所だけを強引に重ね合わせる。

​愛ではない。
ただ「生きている」と確認するための、
本能のぶつかり合い。
遠くでヘリのローター音が聞こえ始めるまでの
わずかな時間。
それは、現実社会に戻る直前だけ許された、
危うくも濃密な、
最後の共犯関係だった。






性欲向上委員会
監修エロミン









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