新人月子-M性感コース-の写メ日記：フォルトゥナ-Fortuna-（高知市デリヘル）

　小説って時間のかかるコンテンツじゃないですか。ページをめくるごとに情報が増えていき、じわじわ結末へと向かっていく。
　読み切るのがもったいなくて途中で閉じてしまうこともあります。胸が一杯になり、読み進められなくなり、その本のことだけを考えながら数週間過ごすこともあります。
　そんな時間を生きてきたせいか、誰かのことを最初から全て察し切るのは難しいな、と思います。
　人間関係が簡単だったことなんて一度もないんですけれどね。

　言葉を重ね、お会いする回数が増えて、その度にあなたの限界や嗜癖を知る。
　わたしからあなたに提案したり強要したりできることが増え、容赦も遠慮もなくなっていく。
　……ふふ、こう書くとなんだか危なさそうに見えますね。容赦がなくなるだなんて、どんな怖いことをされてしまうんでしょう。

　きっと前回のわたしより今回のわたし、今回のわたしより次回のわたしの方が、よりあなたにとって嬉しいサドになりますし、わたしもあなたを上手にマゾとして扱えるようになります。
　互いを知り打ち解け合ったその後に、プレイ以上の精神的快楽が得られる。えすえむは精神性じゃないですか。犬猫だって、自分のことを監禁している相手が主人であると覚えるまでには時間がかかるでしょう。
　わたしとあなたも同じですよ。

　もちろんサドの素地で上手くやりますけれどね、初めましての相手でも。
　でもきっとあなたも、何度も会うことで忠誠心が増すんじゃないでしょうか。