新人月子-M性感コース-の写メ日記：フォルトゥナ-Fortuna-（高知市デリヘル）

　最近ビアズリー展に行きました。若くして亡くなっていたので少々驚きましたが、線画と点描を混ぜた作風になっていった二十三～四歳辺りが一番好きでした。

　あと蟹がいました。可愛いね。

　雪国出身なせいか、雪が降る様子を見なければ冬が来たという感覚にはなれないのですが、やはり冷たくなりつつある空気を吸い込むと少し嬉しい気分になります。
　寒いと室内でじっとしているのが苦ではなくなるので、藤本ひとみの貴腐と、ケッチャムの隣の家の少女を読みました。
　中学生の頃、村にかろうじてあった図書館の近くに引っ越してから狂ったように図書館に通っていたんですが、その頃にたまたま手に取ったのが貴腐でした。
　えっちなんですよ。エロ本なんです、貴腐は。特に二本目の話が好きです、サドなので……何故サドが好むのかは読めばわかると思います。書いたら消されそう。
　他の本もえっちなのでみんな読めばいいと思います。中学生の頃にこんな本に出会ってしまったのがよくなかったですね。
　ぎりぎり言えそうなのは、「わたしも身動きが取れない可哀想なマゾの目の前で別のマゾを犯したいなあ！」だけですかね。かなりぎりぎりですが。
　隣の家の少女は……えっと……まず元となった事件がありましてね。ガートルード・バニシェフスキーという人について調べたら出てきます。
　わたしは元となったこちらの事件の方を先に知っていたので、言うなればネタバレを食らった状態で読んだといいますか。
　オチを知っていたのでダメージは少なかったんですが……あまりおすすめはしません。特に寝る前に読むと苦しいです。
　文章というのは自分の想像力との戦いなので、想像力が豊かだと、映像より文章の方が楽しいこともままあるんですよね。リングなんか、映画よりも原作の方が怖いじゃないですか。
　ケッチャムの文章には、そういう想像力の限界を強く刺激し揺さぶる力があるんです。文章を読んで育った、想像力豊かな可哀想な人間をいたぶる描写力が。
　いや、好きなんですよ。褒めているんです。わたしもこんな文章を書けるようになりたい、日々精進しなければいけない、と思う次第です。
　それでも大々的におすすめはできません、というだけで。おすすめはしません、特に寝る前に読むのは。まあ……びっくりするほど快眠できたんですが……
　別に子供がすごく好きということもありませんし、自分で生み育てるつもりは一切ありません。
　しかし子供を虐げる存在は許されないので、最も強い言葉で非難すると共に、通報の義務をしっかりと心に刻んで生きていきたいですね。

　そういえば十五日に出勤します。要望があれば出勤時間を早めることもできるので、お時間が合う方は是非。
　え？あ、今回の日記はこれだけです。タイトルにあるじゃないですか、読書感想文って。
　えっちな写メ日記？いずれ気が向いたら上げますよ。それより最近何か読みましたか？面白いものがあったら是非教えてください。