ココの写メ日記：VIP（堀之内・南町ソープ）

公開初日に観てきました！

杉咲花ちゃんの腐女子演技がとっても可愛くて、尊み秀吉天下統一。

彼女はなんて美味しそうに物を食べる人なんでしょうか。CookDoのCMに抜擢した人天才でしょ。

観終わった後、焼肉が食べたくなりました。

エンドロールを見ていたら、意外な人が流れてきて、「ん？どこのシーンだ？」となりました。おそらくあそこかな？という予想。
観た方は答え合わせしましょう♡


金原ひとみ大先生の描く世界、紡ぐ言葉は、私にはドンピシャでぶっ刺さるのですが、まっとう(と、ここでは言ってみる)な世界で生きてきた方にはどう映るのでしょうか？

蛇にピアスといい、今回のミーツ・ザ・ワールドといい、実写化しやすい題材ではあるんだろうけど、人間の死にたみって映画で表現するのは凄く難しいんだなって思います。

苦しそうに見えるシーンはたくさんあるんですけどね。死にたみ≠苦しみだと思うのです。




付箋をつけた40箇所のお気に入り文章の中から少しだけ抜粋。

「でも差別なんて無自覚になされるものなんだろうし、私が私の人生を全うしようと必死に生きているだけで誰かを差別する結果になってしまうのかもしれない。」

「死にたい人に出会って初めて、私は生きたい人なのだと知る。」

「私はとにかく適当な文章を送りつける人が許せない。推敲すれば一瞬で気づくのに！」
(↑頷きすぎて首もげる)

「例えば現実に性器に口をつけたり精液を口で受け止めたりしたことがある人と、これまで口を摂食にしか使ってこなかった人とでは、他人との身体的接触への抵抗感が随分違うだろう。」

「属性の違いは、血の繋がりを超えられない。」

「小さな定規でものを測っている人間はその定規に自分が測られ縛られていることに気づけない。」

原作だと登場人物それぞれにグッとくる台詞がたくさんありますので、ご興味ありましたらぜひ！


こっちを読むと、ゴールデン街の凪が食べたくなります。
ココ


今日のおさんぽBGMは、
BEAT CRUSADERS🎧
YouTubeのおすすめに出てきて数年ぶりに聴きました。エモ！