セックスの同時イキとは？

セックスにおける「同時イキ」とは、男女のパートナーがセックス中に文字通り同時にオーガズムに達することを指します。

映画や漫画などでお互いが抱き合いながら同時に絶頂を迎える場面がありますよね。

あんな風に一緒にイクことができたら最高かもしれませんが、現実には毎回そんな都合よく同時にイクことは少ないです。

むしろ「同時に絶頂に達するのが当たり前」というのはまったく誤解なのです。現実のセックスではタイミングが合わなくて当然なのに、それを知らず「同時にイかなきゃ変なのかな？」と悩んでしまう人もいるようです。

実際の調査でも、カップルで常に同時にオーガズムを迎えているケースは少ないことがわかっています。

あるインターネット調査によれば、「セックスで同時に絶頂に達することは滅多にない」と答えた人が男性の38%、女性の35%、「一度も同時イキしたことがない」という人も男性の12%、女性の21%にのぼりました。このように、同時イキは決して当たり前に起こるものではないのです。

セックスの同時イキは難しい？理由も解説

なぜ同時イキが難しいのか、その一因は男女のオーガズムまでの時間差にあります。

一般的に男性は性的興奮を感じてからオーガズムに達するまでの時間が女性より短い傾向があります。

興奮が最高潮に達すると数分程度でイッてしまうことが多いため、女性との絶頂のタイミングがズレてしまうのです。

女性は十分な興奮と刺激がないとオーガズムに達しにくく、その感じ方には個人差も大きいです。

セックスでオーガズムを感じる頻度には「オーガズムギャップ」と呼ばれる男女差があり、ある調査では男性の91%がパートナーとのセックスでほぼ毎回オーガズムに達すると答えたのに対し、女性では絶頂する割合は39%に留まったと報告されています。

また別の調査では、女性の81.6%は挿入だけではオーガズムに達せず、クリトリスへの追加刺激が必要で、挿入だけでイクことができる女性は18.4%しかいなかったとの調査結果もあります。また女性は体だけでなく心理的な要因が大きく作用します。

好きな人に抱かれているという幸福感や安心感、そして快感が組み合わさってこそオーガズムが訪れるのです。

つまり男性が気づかないだけで、女性の大半は単なるセックスではオーガズムに達していない可能性が高いのです。男性よりも女性はそもそもイキづらい傾向にある上、男性と違って心理的な要因が関わっているため、同時イキをするのが難しいのです。

セックスで同時イキってしたことある？体験談を紹介！

ここでは、同時イキの成功例や未成功例について、男性たちの体験談をいくつかご紹介します。

リアルな声を知ることで、同時イキへのヒントや親近感が得られるかもしれません。

同時イキ体験談①：タイミングを合わせて同時イキできました

「付き合って2年になる彼女とのセックスで、先日ついに同時イキを経験しました。お互い同時に絶頂に達した瞬間、体が震えるほど快感が高まり、二人で声をあげてしまいました。同時にイクのは初めてだったので、終わった後も彼女と「すごかったね」と感動を分かち合いました。正直、それまでは自分ばかり先にイってしまうことが多く諦めかけていたのですが、この日は彼女が「もうすぐイク」と教えてくれたおかげでタイミングを合わせることができました。お互いを思いやって呼吸や動きを合わせれば、同時イキもできるんだと実感しました。」

同時イキ体験談②：まだ成功したことがありません

「彼女と同時にイきたいと思い何度か挑戦していますが、まだ成功したことがありません。自分が先に達してしまったり、逆に焦っているうちにチャンスを逃したりしてしまいます。特に僕の場合、一度射精してしまうと賢者タイムに入ってしまい、彼女を待たせて悪いなとプレッシャーを感じてしまいます。同時に気持ちよくなれたら最高だろうなと憧れるのですが、現状では「いつかできたらいいな」くらいに考えています。無理に狙おうとしてぎこちなくなるより、自然に任せて徐々にタイミングを掴めればと思います。」

同時イキ体験談③：プロにリードしてもらい、自信につながりました

「正直、彼女どころかセックス自体が未経験だった僕ですが、思い切ってソープを利用した際に同時イキを味わえました。お店の女性はさすがプロで、自分がいきやすい体位やペースをリードしてくれました。最後はまるで本当の恋人同士のように抱き合いながら、一緒に絶頂に達したんです。相手の女性が本当にイッていたかはわかりませんが（プロなので演技もあるでしょう）、自分としては「一緒にイク」という念願が叶った形で、とても満足できました。お金はかかりましたが、自信にも繋がった体験です。」

同時イキ体験談④：セックスの満足度が上がりました

「マッチングアプリで知り合った女性とセフレ関係になり、何度かセックスしています。最初はお互い遠慮もあって同時にイくどころではなかったのですが、回数を重ねるうちにお互いの感じやすいポイントが分かってきました。3回目のセックスで思い切って『一緒にイきたいね』と話し合い、彼女のリクエストで正常位のときにクリにもローターを当ててみたんです。するとお互い興奮しすぎてしまい（笑）、結局そのときは僕だけ先に果ててしまいましたが、彼女は『すごく気持ちよかったから次は一緒にイきたいね』と言ってくれました。まだ同時イキ自体は成功していませんが、徐々にタイミングを合わせる練習ができていて、確実に二人のセックスの満足度は上がっていると感じます。」

セックスで同時イキするコツ

それでは、実際にセックスで同時イキを狙うために有効なポイントやテクニックを紹介します。

ちょっとした工夫で成功率が上がるかもしれません。

例えば「女性がイク直前には他の部位を同時に刺激すること」「男性は自分の射精をコントロールして彼女のピークに合わせること」の二点が同時イキには欠かせないと指摘しています。以下では、そうしたポイントも含め具体的なテクニックを見ていきましょう。

①雰囲気作りを大切にする

同時に絶頂に達するには、とにかく雰囲気が大事です。

雰囲気とは部屋の明かりや清潔感などもそうですが、パートナーに安心感を与えることですね。

例えば彼女が話をしていたらじっと聞いてあげたり、雰囲気がよくなってきたら耳元で「好き」など、女性が幸せを感じるような言葉をかけてあげましょう。

優しい言葉を掛けるスキンシップは女性の安心感につながり、一層感じやすくなることがあります。特に愛撫をしながら「好き」「感じてる声可愛い」なんて言ってあげたりすると、ゾクゾクっとした快感を与えられます。

②前戯で十分に高めておく

女性がオーガズムに達するには時間がかかる場合が多いため、セックス前の前戯でしっかり興奮させておくことが重要です。

キスや手や口の愛撫などで彼女の体をじっくり刺激し、挿入前に「もうイきそう」なくらいまで高めてあげると良いでしょう。

特に敏感な部位があったらしつこく攻めてあげると全身の感度がどんどん高まっていきます。

背中が敏感ならフェザータッチでなぞりながらキスをしてあげたり、耳が弱点なら耳責めをしながら手マンしてあげたりすると気持ちよさそうにするでしょう。

前戯を丁寧に行えば、挿入後の彼女の絶頂までの時間を短縮でき、同時にイきやすくなります。

焦らず10分以上は前戯に時間をかけるつもりでいて、彼女の呼吸や声が高まってきたのを確認してから挿入に移りましょう。

③挿入中も愛撫する

挿入による刺激だけで女性がオーガズムに達するのは難しい場合があります（実際、多くの女性は挿入だけでは達しにくいです）。

そこで、セックス中にも乳首やクリトリス、耳などで刺激してあげましょう。

たとえば正常位でも自分の指でクリを円を描くように擦ったり、騎乗位で彼女自身にクリを触ってもらったりすると効果的です。

お互いがイク直前になったらクリトリスをさらにしっかり刺激してあげると、女性もオーガズムに達しやすくなります。場合によっては小型のバイブレーターをクリトリスに当てながら挿入するという方法もあります。

④同時イキしやすい体位を選ぶ

体位によってお互いの感じやすさや射精までの時間は変わります。

一般的に、女性がオーガズムに達しやすく男性が暴走しにくい体位のほうが同時イキの成功率は高まります。

たとえば女性が自分で腰の動きを調整しやすい騎乗位や、密着度が高くクリ刺激もしやすい対面座位などはおすすめです。

特に密着系の体位はキスや耳舐めなどの同時攻めもしやすいので、パートナーへの絶頂をコントロールしやすいでしょう。なお、同じ体位でも角度や動かし方次第で感じ方は変わるので、いろんな角度や動かし方を試してみてください。

⑤彼女が先にイっても続ける

同時にイこうと頑張っても、先に彼女だけイってしまう場合もあります。

しかし彼女が一度絶頂したからといってセックスを終わりにせず、そのまま動きを続けてみてください。

女性は人によりますが短時間であればオーガズムを連続で迎えられる場合もあります。

もし彼女が余力があり感じ続けているようなら、あなたが射精に達するまでピストンを続行しましょう。

経験上、イッたあとでもまたすぐにセックスが再開できる女性もいますし、そのまま何度も絶頂できるタイプもいます。

最初の絶頂の延長で彼女が二度目のオーガズムに達し、それに合わせて男性もイケれば結果的に「ほぼ同時」に快感を共有できたことになります。たとえ完全に同時の瞬間でなくても、互いに満足感を得られれば十分です。

セックスで同時イキしやすい体位

同時イキの成功率を上げるには、体位選びも重要です。ここでは、比較的同時にイきやすいと言われる体位を紹介します。

①正常位

オーソドックスな対面の体位です。

正常位はお互いの顔を見ながらキスや声かけがしやすく、タイミングを合わせるのに向いています。

ただし興奮すると男性がピストンを速めがちなので注意しましょう。

ちなみに浅めの挿入で上側の方に擦り合わせると、女性のクリトリスへの刺激が増えて同時イキしやすくなります。奥まで突かれるのが好きという人もいれば、浅い角度でクリトリスやGスポットにこすり合わせるのが好きなタイプもいるので、感じ方を見ながら合わせてみてください。

②騎乗位（女性上位）

騎乗位とは女性が上に乗る体位です。

女性自身が腰を動かすペースや角度を調節しやすく、自分のオーガズムに合わせて動けるため、同時イキのタイミングを取りやすい体位と言えます。男性側も刺激が強すぎるときは動かずに待つことができるなど、コントロールがしやすい利点があります。

密着してお互い抱き合うようにすればクリトリスもこすれやすくなり、一体感が高まります。

ただ女性が騎乗位に不慣れな場合、たまにアソコが折れそうな角度で体重をおろしてくることもあるので気をつけましょう。筆者はこれで何度か折れそうになったことがあります（笑）騎乗は女性のテクニックも必要になってきますが、一度試してみるのもありですね。

③対面座位

二人とも座った状態で向き合う体位です。ソファやベッドの上で、男性があぐらをかき女性がその上にまたがるように座ります。抱き合う姿勢になるのでお互いの体が密着し、キスや愛撫もしやすいです。女性に密着してもらったり、またがられるのが好きな男性にとっては最高の体位です。動きは激しくならずスローになるため、男性も長くもちやすく女性も安心して感じることができます。ゆったりしたリズムで腰を動かしつつ、必要に応じて手でクリトリスを刺激すれば高い確率で一緒に気持ちよくなれるでしょう。

④横向き後背位

男女が横向きで同じ方向を向き、後ろから挿入する体位です。体を密着させたまま動けるので互いの動きをシンクロさせやすく、また横向きで力が抜けリラックスした状態でできるため男性も暴走しにくいです。

男性は後ろから手を伸ばして彼女のクリトリスを愛撫しやすいので、挿入と合わせて刺激できます。

激しいピストンが難しい体位ですが、そのぶんゆっくりしたペースで長く交われるため、結果的に彼女の絶頂に自分のタイミングを合わせやすくなります。

これらの体位は同時イキを狙いやすいとされますが、最終的には二人が一番リラックスして感じ合える体勢を模索することが大切です。いずれの体位にせよ一つの正解はないので、コミュニケーションを取りながらベストな方法を見つけてください。

セックスで同時イキする際の注意点

同時にイクことを目指す際には、以下の点に注意しておきましょう。無理なくチャレンジすることで、より良い結果とお互いの満足につながります。

①同時イキにこだわりすぎない

「絶対に同時にイかなくては」とプレッシャーをかけすぎると本末転倒です。

セックスは本来お互いが気持ちよくなることが目的であり、同時イキはあくまでできたらラッキーくらいのボーナスだと考えましょう。

同時にイこうと意識しすぎると緊張や焦りから逆に感じにくくなったり、セックス自体を楽しめなくなってしまうことが多いです。

特に女性には安心感を与えることが大切なので、焦りやプレッシャーを感じてしまうと冷静になってしまい、感度が下がってしまいます。同時オーガズムに執着しすぎることは不安やプレッシャーを生み、そもそもセックスすら嫌いになってしまう恐れもあるので気をつけましょう。

②お互いの満足を優先する

たとえ同時にイけなくても、片方が先にイッたのであればその後もう一方がきちんと満足できるようフォローすることが大切です。

例えば男性が先に射精してしまった場合でも、「自分だけイってしまって申し訳ない」と終わらせずに、引き続き手やクンニなどで彼女をオーガズムに導いてあげましょう。逆に彼女が先にイッた場合も、続けて自分も達するようにします。

大切なのは最終的に二人とも気持ちよくなれることであり、タイミングに多少ズレがあってもお互いがオーガズムを感じられればセックスは成功と言えます。男性は射精後に一時的に性欲が減退する「賢者タイム」があります。

一度自分だけ先に果ててしまうと、すぐには再度勃起・射精することが難しいため、彼女を取り残してしまいかねません。だからこそ、同時イキが難しい場合でも途中で切り上げず、相手を最後まで満足させる姿勢が必要なのです。

③自分本位なやり方をしない

同時イキをしたいからといって、自分本位なやり方を押し付けないよう注意しましょう。

お互いの性癖や感じ方は様々です。

ああやって、こうやってなどと一方的に指示したりせず、事前に「一緒にイってみたいね」などと話し合いながらチャレンジすることが大切です。何事も「やらされている」と思うとモチベーションが大きく下がってしまうので、相手とコミュニケーションを取りながら「一緒にやろう」というスタンスになれるよう配慮しましょう。

そもそもセックスする相手がいない時の対処法

「同時イキしてみたいけど、肝心のセックスする相手がいない…」という方もいるでしょう。

パートナーがおらず欲求不満が溜まっている場合、いくつかの対処法があります。

①風俗に行く

一つは、プロ（風俗）の力を借りる方法です。恋人や妻がいなくても、風俗店を利用すればセックス自体の疑似体験をすることができます。

お金はかかりますが、テクニックのある女性と安全に性行為を体験できるため、同時イキの練習や欲求解消には有効でしょう。ただしパートナーセックスとは似て非なるものなので、風俗店のセックスと一般女性とのセックスを混同しないように注意が必要です。

②新たな出会いを探す

もう一つは、新たな出会いを探す方法です。

最近ではマッチングアプリなどを活用して恋人やセフレ的な関係を見つける人も増えています。

出会い系サービスを使えばセックスできる相手を探せる可能性があります（こちらも後述の項目で触れます）。自分に合った方法でパートナー探しをして、同時イキに挑戦できる相手と巡り会いましょう。

同時イキしたい人におすすめの風俗店

「どうしても同時イキを体験してみたいけど素人の相手がいない」という場合、風俗店（プロのサービス）を活用する手もあります。同時にイク快感を味わいやすい主な風俗の業種を紹介します。

①ソープランド

ソープランドはいわゆる「本番行為」が可能な風俗店です。

浴室でのプレイからベッドでのセックスまで一通り体験できます。

経験豊富なソープ嬢であれば、こちらの反応に合わせて絶妙なタイミングで一緒にイク演出をしてくれることもあります。実際に女性も感じて同時にイくケースもありますし、仮に演技だったとしても恋人同士で果てるような疑似体験を味わえるでしょう。

「疑似恋人体験」がウリのソープも多く、同時イキの夢を叶えたい人には最適な環境と言えます。

なおソープランドは料金が高めですが、その分サービス内容も充実しており、時間もたっぷり取れるので初心者でも安心して楽しめます。

②デリヘル・ホテヘル

デリバリーヘルス（ホテヘル含む）は、ホテルや自宅に女性を呼んでサービスを受けるタイプの風俗です。基本的に本番行為（挿入）はNGとされていますが、実際には恋人プレイ的に濃厚なサービスをする女性も少なくありません。

プレイ内容によってはお互い裸で密着し合ったり、フェラや手コキの最中に女の子が自分でオナニーをして一緒にイくといった展開になることもあります。

プロのテクニックで高めてもらいながら、「一緒に気持ちよくなる」体験を味わいたい人にはデリヘルも選択肢の一つです。

デリヘル利用時は別途ホテル代が必要になりますが、好きな時間・場所で呼べる手軽さがあります。相性の良い女性に当たれば、何度か指名するうちにお互い打ち解けて、本当の恋人のように感じ合えるケースもあるようです。

セックスする相手を探せる！出会い系アプリ

もしセックスで同時イキしたいけど彼女がしてくれない…なんて思っているなら、エロい女の子と出会える出会い系がおすすめです。ここからはセックスする相手を探すためのおすすめ出会い系アプリをご紹介します！

①PCMAX

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③Jメール

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まとめ

同時イキは決して簡単なものではありませんが、お互いを思いやり工夫を凝らすことで最高の快感を味わえる可能性があります。ポイントは

1. 女性の快感にも焦点を当てること
2. 無理せずタイミングを図ること
3. 二人でコミュニケーションを取りながらセックスを楽しむこと

です。前戯でしっかり高め合い、挿入中もクリトリスを刺激しつつ、お互い「イクよ」と声を掛け合う、そんな息の合ったプレイができたとき、同時イキの快感が訪れるでしょう。また、同時にイケなかったからといって落胆する必要はありません。

むしろ一人ずつ順番に相手をイかせてあげられれば、それだけで二人にとって素晴らしい経験です。

同時イキはあくまで理想的なボーナス、ときには狙ってみる目標程度に捉え、セックスそのものの気持ちよさ・楽しさをまず大切にしてください。世の中には同時イキを経験したことがないカップルもたくさんいるので、同時イキへに挑戦しつつも楽しむというスタンスを忘れないようにしましょう。